1963-03-08 第43回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
○山本説明員 あのときは三十七年七月六日に追加いたしました次第でございますが、三項目ございまして、一つはテレビ等の耐久消費財、第二の品目は鉄鋼製品などでございまして、最終用途が設備になるかどうかわからないものというのが第二の項目でございます。その他第三の項目といたしまして、輸銀において延べ払い金融をやって援助するが適当と認められる品目ということになっておりまして、三番目のものは今後何らか起こるべき事態
○山本説明員 あのときは三十七年七月六日に追加いたしました次第でございますが、三項目ございまして、一つはテレビ等の耐久消費財、第二の品目は鉄鋼製品などでございまして、最終用途が設備になるかどうかわからないものというのが第二の項目でございます。その他第三の項目といたしまして、輸銀において延べ払い金融をやって援助するが適当と認められる品目ということになっておりまして、三番目のものは今後何らか起こるべき事態
○山本説明員 はなはだ雑駁な知識でございまして、今のお答えをする資格もないのでございますが、先ほど総裁から申し上げました通り、今のレートが適当であり、また動かすこともできないではないかというふうな感じを持っておりますことだけ申し上げます。
○山本説明員 ただいま佐藤委員の御質問でございますが、イギリスの場合は主として長い資本の蓄積がございますので、国の援助と申しますのはあまりございません。ECGDと申しますのがやっておりますのと、それから植民地ないしコモンウェルスに対する投資に関する政府機関があるだけでございます。西独につきましては、やはり戦後非常に力を入れまして、先刻御説明申し上げました復興金融会社なり何なりそういう特殊の金融機関をつくりまして
○山本説明員 西独におきまして、私の方の銀行と似たようなことをやっております金融機関は二つございます。一つはAKAと申しまして輸出金融会社、もう一つはKfWと申しまして復興金融金庫、この二つでございます。ただいま主としてよく活動しておりますのはこの復興金融金庫の方でございまして、長期の輸出金融は大体八年ないし十年程度、借款の場合は十年ないし二十年程度で行なっておりまして、金利は大体私の方と似たような
○山本説明員 本年度の融資計画は一応千百八十億でございましたが、実際問題といたしましては、輸出の承諾、貸してやるぞという返事をいたしますのを承諾と申しておりますが、それがずっと下半期にずれ込みまして、上半期よりも下半期にかたまって参りましたので、本年度はまだ大きな案件が残っておりますのでわかりませんが、多少実際の金を出す貸付額といたしましては来年度にずれ込むかと思っております。
○山本説明員 投資金融としてはパラグァイに対してはございません。しかし、パラグァイに対しましては、船の輸出の関係におきまして円借款をいたしております。輸出金融でございます。
○山本説明員 お答えいたします。 ただいま投資金融に当たりますものが五十三億と申し上げましたが、そのうちの二十一件、四十九億に当たりますものがブラジルでございます。その他チリーに四件ほど、それからその他の国に三件ほどございます。
○山本説明員 海外に対する輸出金融、輸入金融、投資金融をやりますときに、輸出入銀行の金と民間の金と両方合わせて出すわけでありますが、輸出入銀行の貸し出しの残高から申しますと、本年一月末におきまして、南米関係のものが全体で四百三十三億くらいあります。そのうちの輸出金融に当たりますものが百六十八件、三百六十億円ございます。輸入金融に当たりますものが八件、十九億ございます。投資金融にあたりますものが二十八件
○山本説明員 まずコンサルタント・フィーのことでございますが、日伯の合弁協定、堀越・ラナリー協定というものがこの事業の基礎になっておりますが、それを作りますときに、技術指導料として二十一億円を日本側に払うという協定ができたわけでございます。その支払う理由といたしましては、工場の建設工事、機械の購入、生産計画、人員の配置計画等につきまして、たとえば工場のレイアウトの仕様書を作るとか、機械の図面を引くとかいう
○山本説明員 アラビア石油は日本の財界の協力によってできた会社でございまして、将来これが油の引き取りについては通産省等においてもただいままでもいろいろとごあっせんいただいておりますし、ただいまのところ引き取りは順調に行なわれておると思います。将来いろいろ紆余曲折はあるかと思いますけれども、業界の協力によって油の引き取りは順調にいくものと私たちは考えております。
○山本説明員 ミナスに対する投資につきまして、最初の計画において予想せられましたのは十二億八千クルゼイロであったわけであります。これが日本側の分担額で、そのうちの半分を輸銀から供給するという考え方であったわけでございます。ところがそれは四回にわたって十二億八千万クルゼイロを払い込んだわけでございますけれども、実際はずっと物価が上がりまして、たとえばクルゼイロの換算率にいたしましても、初めは一クルゼイロ
○山本説明員 ただいまの御質問の三つのうちのまずウジミナスでございますが、ウジミナスは、ブラジルのミナスジェライスという州にございます鉱物資源を利用いたしまして、そこにブラジルとの合弁事業によりまして製鉄所を作ろうという計画でございます。これに対しましては、現地に、伯ミナスと言っておりますが、ミナスジェライス製鉄所というのを合弁で作りまして、そのうちの六〇%の資金はブラジル側が出しまして、四〇%の部分
○説明員(山本菊一郎君) 私、国税庁の間税部長でございます。ただいま委員長からお話の件につきましては、直ちに実情を調べましたところが、お話の通りでございまして、非常に驚いた次第でございます。従いまして、直ちに私の方から財務参事官を通じまして、また外務省を通じまして、合同委員会の関係当局に申し入れをいたしました。その申し入れには、私の方の醸造試験所で検討いたしました鑑定の資料をつけて申し入れをいたしたわけでございます
○山本(菊)政府委員 ただいまの電氣アイロンにつきましては、電氣器具といたしまして五割の課税をいたしております。電氣器具の中でも、たとえば電球のようなものにつきましては、これは生活に特に必要であることを認めまして、課税の点においては二割の課税にいたしております。そこで電氣アイロンでございますが、ただいまのところ電氣アイロンを使います場合は、比較的高級なものではないかというふうに考えますので、ほかの物品
○山本(菊)政府委員 この御請願の趣旨は、現在三割課税してあります玩具に対する物品税を二割に引下げ、免税点は現行の四十円を百円まで引上げてほしいということだと承知いたしました。玩具につきましては、今般國会の御審議を願いました法律案によりまして、五割の物品税を三割に引下げたのでございまして、免税点につきましては、製造者價格で四十円をいう價格は、大体ごく普通の玩具は免税になるのじやないかというふうに考えておるわけでございまして
○山本(菊)政府委員 金庫の問題でありますが、金庫はただいま鋼鉄製の家具とともに五割の課税をいたしております。五割の課税をいたしておるものといたしましては、扇風機、冷藏庫等がございまして、多少これらのものとは性質は違いますけれども、金庫を用いるところは多少担税力があると見まして、五割の課税をいたしておるわけでございまして、ただいまの物品税の制度から申しますと、五割程度の課税はやむを得ないのではないかと
○山本(菊)政府委員 扇子及び團扇につきましては、ただいまお話申し上げた通りであります。カレンダーにつきましては、ただいまのところ絵はがきその他のものと一緒に、やはり三割の課税をいたしております。カレンダーも相当装飾的なものがございまして、またこれはそう年中買うものでもございませんので、大体三割程度の課税は物品税全体のつり合いから見ますれば、一應適当だというふうにただいまのところ考えておる次第でございます
○山本(菊)政府委員 ただいま議題になりました扇子に対する物品税軽減の問題でございますが、ただいま扇子及び團扇に対しては百分の三十、三割の課税をいたしております。これは実は昨年の七月改正いたしまして、五割から三割に落したものでございます。なお團扇に対しましては十円の免税点を新たに設けまして、製造者の價格で十円の免税点を新たに設けることに、昨年の七月にいたしたわけでございます。扇子でございますが、大体
○山本政府委員 今回酒類配給公團法の一部を改正する法律案につきまして御審議をお願いする趣旨については、ただいま政務次官より提案の理由を御説明申し上げました通りでございまして、当初各公團につきまして、さしあたり六月三十日までの存続期間という法律の御審議を願つたのでございますが、その後、公團廃止後の販賣機構の改編、酒類の徴税機関の整備等につきまして、いろいろ研究準備は進めておりますが、なかなか大きい問題
○政府委員(山本菊一郎君) 只今申上げました揮発油の配給計画の数字は、國内で産します揮発油というものは極く僅かでございますから、主として輸入されたものでございますので、只今申上げました数字は全部安定本部の需給計画によつているのでございますから、輸入も大体の計画見通しによりまして計算したもので、正しいものだと存じております。
○政府委員(山本菊一郎君) 只今の最初の方の御質問に先ずお答えを申上げます。本年度の酒税の收入見積額は六百五十億でありますが、本年度内に供給されます基準数量で申しまして、百六十数万石の酒の中の約四十五万石を労務者、農村業の配給に廻しまして、残りは家庭配給を廃止いたしまして、全部自由販賣にするという計画に相成つております。それだその場合にその全部の酒が丁度賣れるという大体の見当の値段で最終價格を抑えまして
○政府委員(山本菊一郎君) 砂糖の配給の事情を私詳しくは存じませんが、今度の砂糖消費税は約五億を見積つておるに過ぎません。と申しますのは、これは全部國内産の砂糖だけの消費税を見積つておつて、輸入砂糖についてはこの法案の趣旨に則りまして、免税ということに歳入見積りをいたしておるような次第でございます。
○政府委員(山本菊一郎君) 御説明申上げます。砂糖の消費税につきましては、御承知のように数回考え方を変えたわけでございまして、昨年の暮、輸入砂糖に対して一應課税をするという建前にいたしたのでございますが、今度爲替レートが引上げになりまして、只今までは百六十円見当の爲替レートであつたかと思うのでございますが、今度輸入レートが引上げになりまして、又輸入の補助金というものの支出が認められなくなつたという関係
○政府委員(山本菊一郎君) それではお答え申上げます。御承知のように物品税につきましては、相当殆んど、極端に申上げますと、大部分の品目についてその引上げをして呉れという要求がありまして、私共といたしましては、一々檢討をいたしておる次第でございます。又この委員会におかれましても、陳情、請願等の形式においていろいろ御審議を頂きまして、私共の方からも御説明申上げたような次第でございます。もともと物品税と申
○山本説明員 のりに対する物品税の問題でございますが、のりに対しましては、ただいま物品税といたしまして最低の百分の二十の税率によつて課税をいたしております。 〔委員長退席、宮幡委員長代理着席〕 食糧品で物品税のかかつておりますもののうち、大部分、バター、チーズ、クリーム、その他のジヤム、それから酒かす、ハム、ベーコン、ソーセージ、寒天、カンびん詰類等、全部二割の課税をいたしておりますが、のりの
○山本説明員 毛織物の消費税軽減の問題でございますが、特に織物消費税につきましては、この前の機会に御説明申しましたように、財政事情からいたしまして、税收の総額を減らすということはなかなか困難でございますけれども、ただいま一〇%課税のものと、四〇%課税のものにわかれておりますのを、適当に調整したらいかがかという趣旨に基きまして、いろいろと研究いたしましたが、諸般の支障がございますので、まだ実現に至らなかつたという
○山本説明員 ただいまの学習用水彩絵具に対する物品税免除の問題について御説明を申し上げます。 御承知のように、学習用の水彩絵の具に対しましては、物品税といたしましては最低の百分の二十の税率によつて課税をいたしております。クレオンの方は全然課税いたしておりませんが、その取扱いを異にいたしました理由は、クレオンはもつぱら学童ないし幼兒が使う。水彩絵の具につきましては。そういうふうにはつきりしないことと
○山本説明員 ただいま御説明がございましたように絹、人絹に対しましては、ただいま織物消費税の税率は百分の四十でございまして、綿、スフに対しては百分の十の課税をいたしておりますので、その関係が非常に不均衡であるという御説は、たびたび拜聽しておるのでございます。と申しますのは一つの原因といたしましては、ただいま生産コストの方から申し上げますと、絹、人絹は操業度の低下等によりまして、非常にコストが高うございまして
○山本説明員 かみそり類に対する物品税の問題でございますが、ただいまお話もございましたように、かみそり類は物品税の中の身辺用細貨類の一部といたしまして、課税をいたしておるわけであります。ところでこの身辺用細貨類と申しますのは、ほかにいろいろ入つておりますが、要するに市民生活に多少関係のあるようなもので、ぜいたく品とそう強くは言えないようなものを拾つておるわけであります。ただ身辺用細貨類は非常に種類が
○山本説明員 ただいまの毛皮業者に対する物品税の徴收に関する御請願でございますが、ただいまのところ物品税といたしましては、毛皮及び毛皮製品に対して二通りの課税をいたしております。一つは十割の課税のものでございますが、その中から犬の毛皮、猫の毛皮、兎の毛皮、牛の毛皮だけを拔きまして、これだけは五割の課税ということに相なつております。そこで、ただいまお話の小賣課税にしたらどうかというお話でございますが、
○説明員(山本菊一郎君) 只今の御質問は酒の公團を廃止し、自由な取引に委した場合に價格の統制をどうするかというお尋ねでございますが、その点につきましては、私共といたしましても、一應の價格統制も廃止して見たらどうかということをスタートに考えて見たわけでございます。併しながらそういたしますと相当競爭が激化して参る心配もございますし、競爭が激化したしますればそこに酒税の獲得が困難になるというふうな、いやな
○説明員(山本菊一郎君) 只今のお尋ねの家庭配給でございますが、家庭配給は今後はやめる方針でございます。又家庭配給をいたしますといたしますれば、公團のような強力な中間機関がございませんとなかなか困難であろうというふうに考えております。労務の配給でございますが、この方は鉱山、工業用はもとよりのこと、又農村のリンク物資関係の労務特配も勿論非常に大切なものでございまして、それが生産の復興に寄與するところも
○説明員(山本菊一郎君) 只今の伊藤さんの御質問は、酒の配給公團が廃止になりました場合に、酒類の地域的偏在を來しまして、需給がうまく行かないのではないかという点であつたかと思います。その点は確かに酒の配給公團がございますれば、公團が全部の酒類を一手に買受けるのでございますから、それを計画的に配分するということができないわけでございます。ところがその公團がなくなりまして、運営の卸賣機関ができました場合
○説明員(山本菊一郎君) ちよつと補足して申上げます。この酒の配給公團につきまして、これを廃止するということについては大体政府部内としては意見を一致しておるのでございます。ただ差当りと書きましたのは、そう強い意味ではございませんが、公團、その他の、沢山公團がございますが、全体として取扱を決めるということになつておりまして、そういう意味で差当りという言葉を使いましただけでございます。そう強い意味に差当
○説明員(山本菊一郎君) 三ヶ月の期間が一体適当であるかどうか。その三ヶ月のうちにそういう確実な機関ができるだろうかという点については、まだ十分な見通しがついておるというようなところまでは参つておりません。併しこれをだらだらにいたしますると、先程別の委員から御質問がございましたように、その端境期と申しますか。過渡期におけるロスが大きいものでございますから、できるだけ短い期間にこれを言葉は惡うございますが
○説明員(山本菊一郎君) 第一の御質問は公團を廃止いたしまして、酒の需給がうまく行くかというお尋ねのように承わりましたが、その点につきましては、確かにお説のように、公團があつた場合の方がやりいいことは、これは事実でございます。併しながらいつかは公團廃止ということにしなくちやならない問題でございまして、多少の無理はこの際押切りまして、公團に代るしつかりした体制を整えますならば、自然にそれが軌道に乘つて